12日に成立したデジタル改革関連6法は、国会審議を経ても生煮えとの印象が拭えないままだった。最大の論点となった個人情報保護制度の大幅見直しを巡っては、保護水準の低下懸念が解消されずじまい。改革の司令塔組織となるデジタル庁は、大量の民間出身者の受け入れに伴う危うさ...