FC神楽しまねの日本フットボールリーグ(JFL)残留可否の審議は、当初予定から1カ月半以上遅れてようやく決着した。改善を促して何とか残留の流れをつくろうとするリーグに対し、クラブも焦点となった未払い金支払いにいったんはめどを付けたが、最終的には期日(20日)までに支払うことができなかった。 (原暁)

 新シーズン参戦に向け、JFLがクラブに求めたのは大きく分けて、健全経営ができる根拠を盛り込んだ計画の策定と、今月20日までに未納となっているリーグ年会費と未払い分の給与を支払うことの2点だった。

 こうした方針を受け、クラブは既存のスポンサーに対し、今後も支援を継続することを確約する文書の提出を求め...