【米子】米子市彦名新田の米子水鳥公園で、小学生を対象とした第28回米子水鳥公園絵画コンクールの作品展が開かれている。鳥取県西部を中心に応募があった鳥の特徴を捉えた136点に来場者が見入っている。3月5日まで。
会場にはコハクチョウが大山を背景に公園内で羽を休める姿やオシドリの紫や茶色、オレンジの色鮮やかな羽を一枚一枚細やかに描いた作品が並ぶ。このほか、鋭い眼光のイヌワシやフクロウが木に止まり正面を見つめるかわいらしい作品もある。
コンクールは野鳥に親しんでもらおうと、水鳥公園が毎年開き、最優秀賞のほか優秀賞を各学年から1点ずつ計6点、佳作を2点ずつ計12点、団体賞1校を選ぶ。2月5日に審査会がある。
神谷要(かなめ)館長(50)は「豊かな感性で表現した力作を楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。
開館は平日が午前9時~午後5時半。土日曜祝日は午前7時~午後5時半。入館料が必要。火曜休館。
(柴田広大)