今冬も日本海側を中心に大雪の被害が相次いでいる。原因の一つが、積乱雲が日本海を横断するように帯状に発達する「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」という気象現象だ。これまで詳しい仕組みは不明だったが、三重大の立花義裕教授(気象学)らの研究チームが初めて直接観測に成功。特徴的な風向きや海水温が関係していることを明らかにした...