任期満了に伴う4月の島根県知事選で、共産党県委員会(上代善雄委員長)が党県西部地区委員会委員長の向瀬慎一氏(52)を擁立する方針を固めたことが14日、分かった。党中央委員会の公認を得ており、15日に松江市内で記者会見を開いて正式表明する。2019年の前回選と同様に選挙戦になる公算となった。
向瀬氏は山形大大学院工学研究科修了。日本民主青年同盟県委員長などを経て15年から現職。11年の県知事選、21年の衆院選島根2区に立候補し、落選した。
県知事選を巡っては、現職で自民、公明、国民各党と連合島根が推薦する丸山達也氏(52)=1期=が再選を目指し、出馬を表明している。同選挙への立候補を予定するのは2人目となる。
県知事選は3月23日告示、4月9日投開票。













