五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する「祈穀祭(きこくさい)」が17日、出雲市大社町杵築東の出雲大社で厳かに営まれ、参列した農業関係者ら60人が今年一年の豊作を祈った。
千家尊祐(たかまさ)宮司ら神職が本殿に上がり、御扉を開け、「献饌(けんせん)の儀」を開始。コメや酒、タイ、卵、野菜など海、川、山、野の幸を供膳(きょうぜん)に載せて供え、最後に千家宮司が箸を供えて祝詞を奏上した。
本殿前の楼門周辺では、参列者が神職とともに祈りの言葉「神語」を心の中で唱えた。巫女(みこ)神楽の奉納後には玉串をささげ豊作を祈願。最後に神職が五穀豊穣を祈願した「祈穀札」を下ろして、参列者に配った。
祈穀祭は例祭(5月)、献穀祭(11月)と並ぶ出雲大社三大大祭の一つに数えられる。
(藤原康平)













