募金を呼びかける学生たち=出雲市今市町、ラピタ本店
募金を呼びかける学生たち=出雲市今市町、ラピタ本店

 トルコ・シリア大地震で被災した子どもを支援しようと、募金活動に取り組んでいる島根県立大出雲キャンパス(出雲市西林木町)の学生サークル「災害研究会」が13日、出雲市今市町のラピタ本店で協力を呼びかけた。

 2017年10月に結成した災害研究会は、1~4年生の学生63人がおり、地域で防災勉強会の開催、18年10月の県西部地震のボランティアに参加している。

 募金活動は2月20日にキャンパス内2カ所に募金箱を設置しスタートし、今回は初めてキャンパス外で実施した。

 ラピタ本店には看護、健康栄養両学科の3年生7人に、出雲中央ライオンズクラブの6人も協力。学生は手作りの募金箱を手に「子どもたちのために協力をお願いします」と来店客に声をかけた。

 看護学科3年の山根遥夏さん(21)は「トルコ、シリアの子どもがいつも通りの生活を一日でも早く取り戻すことができればいい」と願った。

 浄財はユニセフを通じて被災地に届けられる。
  (松本直也)