草木が芽吹き、ノダイコンの花が一面に広がる赤ハゲ山や赤壁を楽しむ島歩きツアーが4月22日、島根県知夫村である。隠岐汽船のフェリーで七類港(松江市美保関町七類)などから日帰りで参加できる。 (鎌田剛)
ツアーは知夫里島観光協会が主催する。知夫村の玄関口となる来居港からバスで赤ハゲ山(標高325メートル)へ移動。展望台からは雄大な島前カルデラを望む。周囲は新緑の中に紫色のノダイコンの花が咲き誇り、放牧された牛たちがのんびりと草をはんでいる。
観光協会のガイドが、独特の地質を解説しながら下り坂を歩き、バスで名勝の赤壁のダイナミックな景色を楽しむ。
参加費は来居港からの往復バス代とガイド、保険が込みで1人2千円。午前11時半スタートで午後2時半に終了。本土から参加する場合は午後3時の内航船で西ノ島へ渡り、七類港行きの帰りのフェリーへ乗り継ぐ。小雨決行で、雨天の場合は翌日に順延する。
昼食希望の場合は別途千円で特産のサザエコロッケ弁当が注文できる。
申し込み、問い合わせは知夫里島観光協会、電話08514(8)2272。