鳥取県が19日、新型コロナウイルスの感染症や経済対策費などを盛り込んだ総額47億7800万円の2021年度一般会計補正予算案を県議会に示した。24日開会予定の臨時議会に提出する。
予算案には、新型コロナの影響で売り上げが落ち込んだ県内事業者に対し、最大50万円を支給する事業費10億円を計上。
山陰両県民が山陰の宿泊・観光施設を利用する際に割引を受けられる「We Love(ウィーラブ)山陰キャンペーン」の期限延長に伴い、9億円を加えた。
また、ウイルスの変異株に対応するため、自前で遺伝子配列を調べる「ゲノム解析」をする費用3900万円、県営のワクチン接種会場を設ける経費3千万円を盛り込んだ。(藤井俊行)