バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックは25、26日の京都ハンナリーズ戦に連勝し、B1での球団連勝記録を15に伸ばし、通算38勝7敗で西地区首位を堅持した。今週末から、いよいよシーズン終盤戦に入る。競り合いになった京都戦を写真で振り返るとともに、注目の西地区首位争いの行方を展望する。
(編集局ニュースセンターデスク・舟越幹洋)

京都は西地区7位だが、けが人が復帰し、対戦する上位チームが苦戦してきた。8日は西地区の名古屋ダイヤモンドドルフィンズを破り、18日は東地区首位の千葉ジェッツと延長に。千葉Jが93ー91で何とか勝利した。島根にとっては、リーグ戦の残り試合を考えた時、実はこの京都戦が大きなハードルだった。西地区の首位を争う琉球ゴールデンキングスは36勝9敗の2差で、スサマジを追う。スサマジは京都戦に1試合でも負けてしまうと、4月12日、ホームでの琉球との直接対決がかなり厳しいものになるところだった。

▽4月の対戦チーム、琉球、広島は厳しい
スサマジの京都戦以後の残りゲームを見ると、西地区3位の広島ドラゴンフライズと4試合、琉球と1試合、京都と2試合、名古屋Dと1試合が主な対戦。広島と琉球戦が大一番になる。京都ともまだ2試合残っており、この週末の連戦で競り合いながらも突き放すことができ、相手にダメージを与えることができた。

西地区の首位争いを繰り広げる琉球と広島は、実はスサマジより、厳しい試合を残している。琉球はスサマジと1試合のほか、東地区首位の千葉Jと2試合、広島と2試合、京都と2試合が残る。千葉Jと広島との連戦が大きなカギになる。
広島もスサマジと4試合のほか、...