世界遺産・石見銀山遺跡内の大田市大森町を巡る送迎車両について、4月1日から片道最大500円の有料になる。運行する市が19日、明らかにした。2022年2月末まで続け、採算性を検証する。

 7人乗りの車両は電動で、始点の大森代官所跡前から終点の龍源寺間歩の間約3キロは片道1人500円(小学生以下250円)。始点近くの約1・5キロは「フリー乗降区間」として100円均一とし、乗務員に伝えればどこでも乗り降りできる。

 4~11月は1日14便、12~2月は同12便を定時制で運行し、毎週水曜は運休。市観光振興課の飯塚礼司課長は「他の交通機関も参考とし運賃を決めた。利用の促進に努める」と話す。

 送迎は国土交通、環境両省が実証実験として19年末に始め、同じ区間を運行して現在無料。(錦織拓郎)