松江市保育研究会の国頭正久会長(左)に図書カードの目録を手渡す東雲会の青山龍太郎会長=松江市東津田町、いきいきプラザ島根
松江市保育研究会の国頭正久会長(左)に図書カードの目録を手渡す東雲会の青山龍太郎会長=松江市東津田町、いきいきプラザ島根

 松江市内の新聞販売所でつくる、山陰中央新報東雲会(青山龍太郎会長)と中央会(荒木輝一会長)が7日、両会の販売エリア内にある保育園50カ所それぞれに、4千円分の図書カードを贈った。本の購入に使ってもらう。

 松江市東津田町のいきいきプラザ島根で贈呈式があり、青山会長(60)は絵本の読み聞かせを聞く園児の真剣な姿を見て、心打たれた経験を振り返り「子どもたちの育成に役立ててもらえたらうれしい」と話した。青山会長から目録を受け取った松江市保育研究会の国頭正久会長(49)は、「子どもたちが魅力的な本と出合うきっかけをつくりたい」と述べた。

 東雲会は旧八束郡内を中心とする16販売所、中央会は旧松江市内を中心とする7販売所で組織。エリア内の子どもたちに向けた図書カードの贈呈は3回目。 (小引久実)