人と人のつながりは暮らしを豊かにする。目に見えにくい人間関係を、社会を支える〝資本〟と捉えて住民の健康づくりなどに生かす「ソーシャルキャピタル」という考え方が広まりつつある。熊本大の金森弓枝助教(地域保健学)らが熊本地震で避難した高齢者約1500人を調べると、移転先で友人などと...