松江市が事業主体となっている市民の生涯学習拠点「まつえ市民大学」の譲渡先が決まっていない問題で、上定昭仁市長が28日、年度内に市の方針をまとめる考えを示した。行政主体の現在の運営形態では求める地域リーダーの育成が困難との認識を市が示す一方、事業委託先や受講生からの存続を求める声は根強く、動向が注目される。

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 市議会本会議で...