８月１日新しい山陰中央新報始まる　「質」「量」が進化、深化「速」アップ

　８月１日、新しい山陰中央新報が始まる―。新聞紙面と電子版「山陰中央新報デジタル（Ｓデジ）」を両輪とし、地域密着ニュース・情報の発信を強化します。報道の「質」を高め、記事・情報の「量」を増やすとともに、電子版の速報やサイトへの記事掲載の「速さ」も上げていきます。

　これまで隠岐地区、山陰両県外を除き電子版は５５０円の追加料金が必要でした。今回、新聞購読料は６００円アップの３、９００円（価格はいずれも税込み）といたしますが、新聞ご購読の皆さまには電子版すべてを追加料金なしでお読みいただけるようにします。

　新聞本紙は紙面改編を行うとともに地元ニュースを２割増やします。山陰地域はもちろん、わが国にとって最大の脅威は人口減少・少子高齢化です。「地域の人が何に困っているか、なぜ困っているか、社会生活にどのような影響があるのか」…。

　地域課題に向き合い、課題の根源をあぶり出して解決に向けた処方箋、手掛かりとなる情報を紙面、電子版の両方で示していきます。子育て、マネー、レジャー、エンタメ、芸能など幅広い分野の情報も増やしていきます。

　電子版はリニューアルし、単独の記事、速報、動画のコンテンツを充実させるほか、アプリの起動速度を上げます。皆さまのニーズに応じた契約がしやすくなるよう料金プランを増やします。

地域ニュース増量　課題解決型の報道強化

　本紙に山陰両県の経済動向、企業情報、生活者目線の経済トレンド情報を伝える「山陰経済面」を設けます。「山陰社会面」を拡充し、「山陰総合面」との見開き２ページで、その日の山陰両県関係の主要ニュースを読んでいただけるように記事編集を行います。「山陰社会面」「山陰総合面」「山陰経済面」「さんいんワイド面」、２ページの「出雲・石見・鳥取面」「生活アップデート面」と７ページ連続で地元ニュース・情報面を掲載し、より読みやすい紙面をお届けします。

１面コラム「明窓」の文字を拡大します。従来から１５％程度大きくなり、読みやすくなります。全体の文字数に変更はありません。

営業や技術など幅広い分野で卓越した技能を発揮し、地域経済の発展に貢献する「仕事人」を紹介。仕事への熱意や魅力を聞く。

島根県と県内１９市町村、鳥取県西部７市町村の課題をピックアップ。人口減少が進む中で、私たちが実現すべき地域の姿は、どうあるべきか。

島根県の児童・生徒の学力低下が止まらない。一部の保護者からは「このまま島根で勉強させていいのか」という声が漏れる。かつての教育県・島根に何が起きたか。

ケビンの「散歩日和です」山陰の自然や文化の豊かさをＳＮＳで発信するアメリカ出身のケビン・ターピーさんが、地元住民が気付かない魅力をつづる。

生活アップデート面にクロスワードクイズを掲載。脳トレにご活用ください。

男女格差を示す２０２３年の「ジェンダーギャップ指数」で、わが国は１４６カ国中１２５位で、過去最低を更新。理想と現実がかけ離れる中、強くしなやかに働く山陰の女性経営者や管理職の生き様は。

山陰両県に拠点を構えながら大消費地の東京、広島に広げた店舗やキラリと光る逸品にスポットを当て、「外貨獲得」へのヒントを探る。

方言や若者言葉、カタカナ語など言葉にまつわる話題を米子高専講師で言語学者の桑本裕二さんがつづる。時代とともに変化する言葉の面白さを紹介する。

オリジナル記事、速報充実　アプリ起動速度アップ

　電子版「山陰中央新報デジタル（Ｓデジ）」を８月１日にリニューアルします。トップページの主要ニュースを見やすく配置します。随時アップするニュースを増やすほか、ニュースやスポーツ結果の速報を充実させます。「ニュースレター」の定時配信を始め、お勧めの記事をお届けします。システムの更新で、アプリの起動速度も大幅に向上させます。本紙読者、電子版有料会員の皆さまはすべての記事や動画をご覧いただくことができます。

Ｓデジご利用のために　まずは無料の山陰中央新報ＩＤ登録を

　山陰中央新報デジタル（Ｓデジ）をご利用いただくには、山陰中央新報ＩＤにご登録いただく必要があります。山陰中央新報ＩＤとは、山陰中央新報社が提供するデジタルサービスをご利用・ご契約いただくための専用ＩＤです。メールアドレスとパスワード、氏名、生年月日をご登録いただくと無料で発行します。
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ライフスタイルに合わせて３つの新料金プラン

　リニューアルに伴い、料金プランも一新します。本紙購読者の皆さまにはすべての電子版サービスを追加料金なしでご利用いただける新聞セットプランのほか、新聞を購読していない方にはデジタルだけのプランも２種類ご用意します。
　１契約につき１つのＩＤを発行し、一つの端末でご利用可能です。新聞購読者の場合、無料で２ＩＤ目をご利用いただけます。