映画「グレイテスト・ショーマン」のサウンドトラック
映画「グレイテスト・ショーマン」のサウンドトラック
人気アーティストによるカバーアルバム「グレイテスト・ショーマン:リイマジンド」
人気アーティストによるカバーアルバム「グレイテスト・ショーマン:リイマジンド」
映画「グレイテスト・ショーマン」のサウンドトラック
人気アーティストによるカバーアルバム「グレイテスト・ショーマン:リイマジンド」

 ポップサーカス松江公演が17日に開幕する。6年ぶりに体験できる生の舞台が楽しみだ。サーカスと聞いて思い出すのは、実在した興行師を描いた米ミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」(2017年公開。日本は18年)。歌われる曲がどれも素晴らしく、二度三度と映画館に足を運んだ。

 主人公を演じるヒュー・ジャックマンが歌うタイトル曲「ザ・グレイテスト・ショー」やキアラ・セトルの「ディス・イズ・ミー」だけではない。バラードの「ネヴァー・イナフ」には劇中の主人公同様に完全に魅了されてしまったし、ザック・エフロンとゼンデイヤがロープで宙を舞いながら歌う熱いラブソング「リライト・ザ・スターズ」も美しい。

 サウンドトラックに収まる全9曲の作詞作曲はジャスティン・ポール&ベンジ・パセックのコンビ。「ラ・ラ・ランド」に続いて手がけた。2人の才能恐るべしである。この作品を映画館で見損なった(聴き損なった)洋楽ファンを気の毒に思うほど。いつかリバイバル上映がないだろうか。もう一度映画館で味わいたい。

 18年には9曲を人気アーティストがカバーしたアルバム「グレイテスト・ショーマン:リイマジンド」も出た。タイトル曲はパニック!アット・ザ・ディスコ、「リライト・ザ・スターズ」はジェイムス・アーサー&アン・マリーが歌う。異なる趣と、改めて楽曲の魅力を味わえる。(洋)