水を掛け合って涼む海水浴客=松江市美保関町北浦、北浦海水浴場
水を掛け合って涼む海水浴客=松江市美保関町北浦、北浦海水浴場

 山陰両県は16日、高気圧に覆われて猛烈な暑さとなった。全29地点のうち松江や米子など10地点で最高気温が35度以上の猛暑日となり、25地点で今年最高を更新。両県の消防によると午後6時までに熱中症疑いで10~80代の男女24人が搬送され、1人が重症という。

 松江、鳥取両地方気象台によると、各地の最高気温は、米子37・0度▽境(境港市)36・8度▽鳥取36・6度▽益田36・5度▽青谷(鳥取市)36・1度▽倉吉35・9度▽松江36・0度▽出雲34・1度|など。鳥取は全ての観測地点で今年最高となった。

 熱中症も頻発し、鳥取市内で屋外で運動中だった40代男性が重症になったが、意識はあるという。海岸清掃やスポーツイベント、夏祭りなどで症状を訴えた人もいた。

 猛烈な暑さをしのごうと、松江市美保関町北浦の北浦海水浴場は多くの人々でにぎわった。友人や親戚ら計9人で訪れた同市古志原の会社員、佐藤瑠莉奈さん(26)は「倒れそうな暑さ。水分を取りながら乗り切りたい」と話した。益田市高津町の高津柿本神社でイベント来場者にアンケート調査していた益田高校3年の野村涼さん(17)と三浦成美さん(17)は「水分補給しながら声かけしているが、さすがに今日は暑い」とタオルで汗を拭った。
(取材班)