島根県西ノ島町が25日、西ノ島小中学校で使う公用車1台を約1カ月間、車検が切れた状態で使用していたと発表した。
西ノ島町総務課によると、車検切れは同校の貨物用の軽自動車1台。8日、教育委員会職員が修理のために町内の工場に持ち込んだ際、整備士に指摘され判明した。7月7日から340キロを車検切れのまま走行した。車両を管理する教育委員会と小中学校の間で、期限について連絡の不備が原因だったとしている。
坂栄一秀町長は「公用車の適正な管理、法令遵守の徹底など再発防止策を強化し、信頼回復へ取り組む」とするコメントを出した。
(鎌田剛)