米子市の中心商店街、市道角盤町通り東線の「える・もーる一番街」(延長110メートル)で、車両通行止めの実証実験が始まり27日、露店やキッチンカーが出店し、市民が楽しんだ。
車両通行止めの区間では、ラーメンとたこ焼きを販売する露店やクレープ、焼きうどんを販売するキッチンカーが出店し、多くの市民が行き交った。
ベンチやテーブルが設置され、家族連れが食事を楽しみ休憩していた。家族3人で訪れた米子市西福原7丁目の会社員、尾崎博雄さん(47)は「店を回りながら楽しく過ごせた。市内の他エリアでも実験が広まると良い」と話した。
実証実験は市街地活性化策「歩いて楽しいまち」の取り組みの一環。25日に始まり、25、26の両日は地ビールフェスタが開かれた。実証実験は31日まで。期間中は露店とキッチンカーが毎日午前11時~午後5時、出店する。 (柴田広大)