【江津】江津市桜江町谷住郷で27日、住民団体が育てるアユのつかみ取りがあり、招かれた地元の子どもたちがアユの素早い泳ぎに苦戦しながらも連携して捕まえ、自然との触れ合いを楽しんだ。
子どもたちに豊かな自然を体験し愛郷心を高めてもらおうと、住民有志でつくる2団体が共同で企画した。地元の保育園児から桜江小学校6年生までの12人が参加した。
子どもたちはアユの育成場内の池に入り、水しぶきを上げながらつかみ取りに挑戦した。協力して体長15センチほどに育ったアユ100匹を捕まえ、炭火で塩焼きにした取れたてのアユを〓(順の川が峡の旧字体のツクリ)張った。
桜江小4年の今田仁君(9)は「うまく捕まえられてうれしい。夏の最後に楽しい思い出ができた」と笑顔で話した。 (村上栄太郎)