採れたてのイチジクや加工品を販売する毎年恒例の「多伎いちじくフェア」が10日まで、出雲市多伎町多岐の道の駅「キララ多伎」で開かれている。島根県内外から多くの来場者が訪れ、旬のイチジクの品定めをしている。
パックに詰めた朝採れのイチジクの盛り合わせは、フェアに合わせて通常より安い価格で販売されている。ジャムや姿煮の加工品、イチジクを使ったパン、大福といった商品が並ぶ。
2年連続で広島県呉市から車で訪れたという会社員の佐藤徹也さん(60)は「昨年姿煮にして食べてみたら予想以上においしかったので、今年も目当てにして来た」と笑顔で買い物を楽しんだ。
フェアは期間中、午前9時から午後6時半まで開催。16~18日にはいちじくフェアの第2弾があり、西浜いもも販売される。毎月第1、3日曜日にある「海辺の朝市」は3日と17日に開く。(黒沢悠太)