ディーゼル機関車がけん引する「やまぐち号」を撮影する鉄道ファン=島根県津和野町後田、津和野駅
ディーゼル機関車がけん引する「やまぐち号」を撮影する鉄道ファン=島根県津和野町後田、津和野駅

 ディーゼル機関車によるけん引は、9月20日まで、春・夏休みとゴールデンウイーク期間中の土日祝日を中心に、JR新山口駅と津和野駅を1日1往復運行する。 (石倉俊直)

 JR山口線の観光列車「SLやまぐち号」が、国鉄時代に全国で活躍したディーゼル機関車によるけん引で、20日から運行を始めた。C57形とD51形(デゴイチ)蒸気機関車が長期間の点検修理中のためで、珍しい国鉄型ディーゼル機関車が客車を引く雄姿を撮影しようと、島根県津和野町内の撮影スポットに鉄道ファンが訪れている。

 使われているディーゼル機関車は、かつて山陰と東京を結んだ寝台特急「出雲」(2006年廃止)をけん引した車両で、この日は山口市の新山口駅を出発し、津和野町後田の津和野駅に到着。同駅発の列車は、桜が描かれた春仕様の特製ヘッドマークを掲げ、多くの鉄道ファンに見送られながら、甲高い汽笛を響かせて走りだした。

 撮影のため訪れた河内邦彦さん(76)は「SLとは違った面白さがあり、しっかり記録に残したい」と満足そう。神戸市の駒居智之さん(37)は「寝台列車・出雲で活躍する姿を見ていたので懐かしい。来週も撮影に来たい」と話し、シャッターを切った。