松江市学園南1丁目の旧島根県立プール跡地広場で開催中の「ポップサーカス松江公演」(山陰中央新報社、TSKさんいん中央テレビ主催)が、閉幕まで残り9日となった。連日盛況で、9日は午前と午後の2公演に計2千人超の観客が詰めかけ、世界の一流パフォーマーが繰り広げる華やかなステージに熱い視線を送った。
道具を使わず互いの体を土台にして力強いアクロバットを披露する「ハンドボルテージ」が観客の目を引き、クラウン(道化師)と観客との掛け合いは笑いを誘った。公演の最後を締める空中ブランコでは数々の大技が繰り出され、熱気は最高潮に。客席から大きな拍手が湧き起こった。
母親ら2人と観賞した、島根県川本町久座仁の小野立華ちゃん(5)は「クラウンが面白かった。バイオリンの生演奏がきれいで、どきどきした」と話した。
公演は18日まで(木曜休演)。公式サイト「ポプチケ」で大人3千円、子ども(3歳~高校生)2千円で販売。当日券は500円増し。問い合わせは松江公演事務局、電話0852(67)7960。(山口春絵)