ミイナ・オカベ
ミイナ・オカベ

 洋楽をオンエアする朝の番組「サンインモーニング」を担当してから、大体週に200曲くらい洋楽チューンを聴いていますが、年に数回「これはー!」と興奮するほどの邂逅(かいこう)があります。

 今月のツキオシWP「Every Second/ミイナ・オカベ」がまさにそれ。アップルミュージックのコペンハーゲンチャートで偶然見かけて何げなく聴いてみて、「これはー!」と、すぐにインスタのDMを本人に送りました。アイラヴイットー!ぐらいの勢いで。

 すぐにお返事をもらい、紹介されたユニバーサルデンマークの担当者と何度もやりとりし、途中からユニバーサルジャパンの洋楽部門の方も巻き込んでめでたくエフエム山陰ツキオシWPになったのが2021年10月のこと。

 01年生まれ、ギター弾き語りシンガー・ソングライターのミイナ・オカベは、デンマークと日本にルーツを持ち、拠点はコペンハーゲン。その若さで!と思うほど彼女が織りなす楽曲はさまざまなジャンルを内包しています。ジャズ、フォーク、R&B、ポップス、ロック…たくさんの音楽をジャンル問わず聴いてきて、自分の中で消化して昇華させた音楽だなと感じました。最高に好みです。

 そして歌声がもう-。クールでオーガニック、憂いを含んで透き通っている、みたいに相反しそうな要素がバランス良く同居している。ありそうでない、唯一無二の魅力です。

 彼女は良曲をリリースし続け、今やSNSでの楽曲再生数が45億回を超えているそうな。オーガニックな音楽を渇望しているファン層が世界中にたくさんいたって証左ですよね。

 そして9月6日には1stアルバム「Better Days」、待望のCD盤リリース! 全世界に先駆けて日本からリリースされたのです。

 エフエム山陰も今月のツキオシWP再登板で応援しますよ。パワープッシュ再登板は全国的にも前代未聞らしく、本人へのDMなんて前代未聞な出会いから始まったご縁らしくてよいなぁと思っています。(エフエム山陰パーソナリティー ACHI)