【雲南】雲南市掛合町掛合、掛合中学校の3年生25人が24日、掛合町をPRするイベントを開く。授業で学んだ町の魅力や課題を踏まえ、地域資源を活用した商品の販売や農産品などを売るトラック市を企画している。
3年生は「自分たちが住みやすい町」をテーマに学習し、地域資源を活用した町おこしを思い付いた。運営費は市の若者の起業・創業支援制度を利用した。
イベントは住民に手ほどきを受けた竹とんぼづくり体験会や地元工房の支援を受けた藍染め作品、生徒の考案レシピによるイノシシ肉を使った「いのしーじる」販売など盛りだくさんの内容になっている。
22日、会場の道の駅・掛合の里で藍染めのTシャツや活動内容を紹介するパネルを展示し準備をした。
白築結衣さん(14)は「地域の方の力を借りて進めることができた。絶対に成功させたい。イベントを通じて掛合町の自然の豊かさや町民の絆の強さが伝わったらうれしい」と話した。イベントは24日午前9時~午後3時。
(狩野樹理)