新聞遊びコーナーを楽しむ来場者＝出雲市今市町北本町４丁目、出雲プロジェクト用地
仮面ライダーショーを観賞する親子連れら＝出雲市今市町北本町４丁目、出雲プロジェクト用地
出雲市中心市街地を盛り上げるイベント「山陰中央新報出雲しんぶんまつり」が２３日、今市町北本町４丁目の山陰中央新報社出雲プロジェクト用地であった。親子連れなど約４千人が仮面ライダーやダンスのステージイベント、新聞工作などを楽しみ、にぎやかな一日を過ごした。
イベントは、若年層の定住や子育て環境の充実を目指し、中心市街地で開発事業・出雲プロジェクトを進める山陰中央新報社と、山陰中央新報販売店が、子育て世代などが楽しむ場を提供しようと開いた。
プロジェクト用地内にあるスターバックス出雲今市店（２６日開店）隣接地には、特設ステージのほか、キッチンカーやフリーマーケットなど約３０店舗が並んだ。
ステージイベントは、出雲第一中学校吹奏楽部の演奏で始まり、仮面ライダーガッチャードショーには、多くの親子が詰めかけた。地元のダンサーが踊りで会場を盛り上げ、和太鼓演奏グループ「出雲國神戸川太鼓」が迫力の演奏で締めくくった。
会場には体験ブースもあり、子どもたちがプラバン作りや新聞紙を使った工作などを楽しんだ。
家族４人で訪れた出雲市渡橋町の会社員多根和行さん（３１）は「出雲に多くの人が集まった。若い人が集まれば地元が盛り上がるので、こういうイベントはどんどんやってほしい」と喜んだ。（松本直也）
