黄色く色づき来園者を待つミカン=安来市恵乃島町、やすぎ観光みかん園
黄色く色づき来園者を待つミカン=安来市恵乃島町、やすぎ観光みかん園

 安来市恵乃島町の「やすぎ観光みかん園」の今季の営業が14日に始まる。16アールの農園では緑の葉の間から色づいたミカンが顔をのぞかせ、行楽客を待つ。11月26日まで開く。

 農園主の佐伯勝美さん(71)が2014年に開いたみかん園は極早生(わせ)の「日南(ひな)の姫」、早生の「日南(にちなん)1号」など4品種計170本が植わる。今季は、従来の海藻やカキ殻に加え、魚粉を肥料に導入したこともあり、生育がよく、例年にない出来栄えだという。植えた木が適度に育ったことも相まって「木が元気な時期に入り、ミカンに甘みだけでなく、味わいが出てきた」と佐伯さんは説く。

 開園時間は午前10時~午後3時。月、火、水曜定休。入園料(1時間食べ放題、ミカン1キロのお土産付き)は中学生以上1700円、小学生1300円、3歳以上の幼児千円。予約不要。14日は午前10時から、安来高校吹奏楽部2年のサックス奏者・青戸智子さんのミニ演奏会もある。

 問い合わせは佐伯さん、電話090(4578)8901。
(桝井映志)