松江市内の市営温泉施設の在り方が課題となる中、改修や経営形態の見直しのため2020年11月から休館が続く「大森の湯」(宍道町上来待)について、市は建物を無償で民間譲渡する方針を決めた。土地は市が保有し、温浴施設としての機能を残すことなどを条件に、譲渡先に10年間無償で貸す。経営を民間に引き継ぐことで集客アップのアイデアが生まれ、経営改善につながることを期待する。(佐々木一全)

 譲渡先には遅くとも...