展示作品を鑑賞する来場者=松江市東朝日町、中国電力ふれあいホール
展示作品を鑑賞する来場者=松江市東朝日町、中国電力ふれあいホール

 【松江】水彩画教室講師の小村勝さん(78)=松江市浜乃木4丁目=と教室生16人の作品展が松江市東朝日町の中国電力ふれあいホールで開かれ、水彩画らしい、にじみやぼかしを生かした風景画28点が来場者を楽しませている=写真。入場無料で、13日まで。

 小村さんは2019年から山陰中央新報の新聞販売店に併設するサロン「さんさんカフェ」の東出雲、田和山両店(ともに松江市)で教室を開き、新型コロナウイルスの影響でサロンが休止になってからは、教室生の自宅を借りて指導している。

 2回目となる展示会では紅葉や雪景色など四季折々の風景を描いたものや、JR木次線を走るトロッコ列車「奥出雲おろち号」、隠岐のローソク岩など、島根県内の観光名所を題材にした作品が並ぶ。

 小村さんは「遠近感ある作品に、情景を想像して見てほしい」と話した。

      (黒沢悠太)