松江市出身のシンガー・ソングライター門脇大樹さん(40)らでつくるグループが29日、ハロウィーンフェス「ハローサンウィーン」を松江市内で初開催する。若者が集まる場を設けたいと一念発起。門脇さんは「非日常の世界を多くの人に楽しんでほしい」と来場を呼びかける。
主催するのは「水の都に雨が降る実行委員会」。新型コロナの5類移行を受け春から準備を進めてきた。運営には島根大学生や高校生も加わる。
仮装大会、高校生バンドや地元アーティスト約20組が出演する音楽フェス、子ども縁日を開催し、4千人以上の入場を目指す。
本番が迫り、実行委メンバーはステージ進行の流れの確認や、交流サイト(SNS)の更新に余念がない。縁日を企画する島根大総合理工学部3年の井田敦大さん(21)は「とにかく若い人を集めたい」と青写真を描く。
松江市北陵町の山本金属グラウンドで開催。入場料は一般500円だが、仮装すると無料になる。
(林李奈)