外資系五つ星ホテルブランド「ラグジュアリーコレクション」の誘致が決まった鳥取砂丘西側のリゾートホテル建設計画について、事業主の不動産開発会社・dhp都市開発(大阪市)とブランドを展開する米ホテル大手のマリオット・インターナショナル、鳥取市が30日、市役所で共同記者会見を開き、計画の概要を発表した。1泊6万円以上を想定し、地方へのインバウンド(訪日客)需要の取り込みを目指す。

 マリオットのカール・ハドソン日本・グアム担当エリアヴァイスプレジデントは会見で「山陰海岸ジオパークや砂の美術館はユニークで他にはない」と鳥取の魅力を指摘。同社が世界に擁する約1億8200万人の会員に情報発信し、集客につなげたい考えを示した。...