自ら運転する黒い軽の四輪駆動車から降り、通い慣れた路地をずんずんと大股で歩いてゆく。向かう先は地域で暮らす高齢の女性宅だ。白いジャケットと立て襟のシャツがいつものスタイル。女性の血圧を測り、聴診器を当てるその手には、多くの患者と向き合ってきた...
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