松江市内で路線バスを運行する市交通局が9日、定期券の利用可能範囲を運賃で決める「金額式定期」の導入を検討していることを明らかにした。同一運賃区間なら路線やルートを問わずに乗ることができ、利便性向上による利用増が見込めるとしている。一方、深刻な運転手不足を受け、運行系統を縮小する素案も示した。廃止するバス停が出るため、乗りづらくなる可能性もある。 

 金額式定期は現時点で中国5県の路線バスで導入事例はないといい、...