益田市内田町、萩・石見空港の開港30年を記念したイベント「ファミリーフェスティバル」が11日、空港に隣接する風の丘広場であり、親子連れら約3千人の来場者がステージイベントやキッチンカーでの飲食を楽しんだ。
萩・石見空港は1993年7月に開港した。空港を若年層や子育て世代が気軽に立ち寄れるにぎわいの場として再認識してもらおうと益田市や浜田市、山口県萩市など圏域6市町の官民でつくる萩・石見空港利用拡大促進協議会(会長・山本浩章益田市長)が主催。山陰中央新報社が企画・運営を担った。
益田市のご当地アイドル・Precious(プレシャス)の歌、踊りで幕開け。紙芝居アーティスト・よしとさんのステージやアンパンマンショーなど多彩なイベントがあり、来場者が楽しんだ。
地元の業者が、から揚げや益田市美都町産のイチゴを加工したいちごミルクなどのキッチンカー、菓子パン販売のテントを出し、行列ができた。
家族3人で訪れた浜田市上府町の団体職員上田翔太さん(33)は「子どもが好きなアンパンマンショーを目当てに訪れた。(風の丘広場は)景色がよく、こういうイベントがあれば子どもも喜ぶ」と話した。(中山竜一)