山陰中央新報社文化センターの特別講座「松江藩主松平家の菩(ぼ)提(だい)寺・月照寺~美しい紅葉を楽しみながら歴史探訪」が29日午後2時~3時半、松江市外中原町の月照寺で開かれる。歴代藩主それぞれの墓を巡り、功績や人物像を考える。
月照寺は堀尾家、京極家に次いで松江藩主となった松平家の菩提寺で、初代直政から9代斉貴(なりたけ)までの墓がある。元島根県古代文化センター長の宍道正年さんが講師を務め、中でも「大亀の石」として知られる6代宗(むね)衍(のぶ)の寿蔵碑(生前に立てる供養塔)に注目し詳しく解説する。
庭園を眺めながら、抹茶と和菓子で一服を楽しむ時間もある。
受講料は2800円(拝観料、抹茶、菓子代含む)で、24日までに申し込む。定員24人。当日は午後1時50分までに月照寺駐車場に集合。筆記用具を持参する。
申し込みは文化センター、電話0852(32)3456。