スーパーはくと名探偵コナン号のデザイン（上）と車窓デザイン（ (c) 青山剛昌／小学館）
智頭急行とＪＲ西日本は１２月３日から、鳥取県北栄町出身の漫画家青山剛昌氏の代表作「名探偵コナン」のキャラクターで装飾した特急スーパーはくと号を運行する。
特急スーパーはくとは、京阪神と鳥取・倉吉を結ぶ。揺れの少ない先進の制御式自然振り子機能を備えており、山間を高速で走り抜ける。
装飾するのは１編成（６両）で、車窓にはコナンなどのキャラクターを配置。ヘッドマークも特別仕様にする。カーテンやデッキにもコナンの仲間たちを施す。
鳥取県内では２０２５年に県立美術館の開館、２７年に青山剛昌ふるさと館の移転新築が計画されている。２５年の大阪万博を機に、観光入り込み客の増加が期待されており、県まんが王国官房の岡山佳文官房長は「関西圏からの道中もコナンと一緒に旅を楽しみ、まんが王国・鳥取を満喫してほしい」と呼びかけた。（古瀬弘治）
