今年も日米の野球界を席巻した投打の「二刀流」が、これほどの愛犬家だとは思いもしなかった。

 米大リーグのエンゼルスからFAになった大谷翔平選手(29)が16日(日本時間17日)、2年ぶりにア・リーグの最優秀選手(MVP)に選ばれた。全米野球記者協会の記者による投票で全員が1位に挙げた。前回に続く2度目の満票での受賞は、史上初の快挙となった。

 とはいえ、この日の〝主役〟は別にいた。受賞者を発表した専門局のテレビ番組に中継で登場した際、脇に抱きかかえていた、毛色が茶と白の「ワンちゃん」だ。大谷選手がソファに座ってなでたり、キスをしたり...