水の流れをイメージした青色にライトアップされた山陰合同銀行本店ビル=松江市内
水の流れをイメージした青色にライトアップされた山陰合同銀行本店ビル=松江市内

 宍道湖畔に立地する山陰合同銀行本店ビル(松江市魚町)を新たな夜景創出の場にしようと、同行がビルのライトアップを始めた。青色や琥珀(こはく)色による光の演出で、水の都に彩りを添えている。

 青色を基調に水の流れを思い起こす動きや、宍道湖の夕日をイメージして大橋川に架かる橋の明かりとも調和した演出を施した。山陰両県で最も高い75メートルのビルの各階に、テープ状の発光ダイオード(LED)を貼り、再生可能エネルギー由来の電力を活用する。

 10日に松江市役所(同市末次町)の屋外テラスであった点灯式では、山崎徹頭取が「市民や観光客に美しさを理解してもらえると期待している」と話した。

 毎週水、金、土、日曜日や祝日に点灯。国際デーにちなんだ色のライトアップもある。(曽田元気)