出雲市役所に隣接する出雲だんだん広場で冬を彩るイルミネーションが始まった。竹細工と約3万球の発光ダイオード(LED)で演出した華やかなイルミネーションが市民を楽しませている。
竹を組み上げた高さ4メートルのツリーは白や黄色の光に彩られ、全長約8メートルの青色に輝くトンネルもお目見え。出雲工業高電気科の生徒が手掛けた出雲大社やヤマタノオロチをモチーフにした縦2メートル、横3メートルの光の壁画などを設置した。
点灯式で午後6時過ぎにスイッチが入ると、暗闇の中から幻想的な光景が浮かび上がった。家族3人で訪れた今市小学校1年の周藤大祐(だいすけ)君(7)は「きれいで歩くのが楽しい。クリスマスが近づいてきた感じがする」と笑顔だった。
イルミネーションは出雲商工会議所青年部と県電気工事工業組合青年部が、地域に癒やしの空間をつくろうと取り組む。
2024年1月26日まで。午後5時から同10時まで点灯する。
(佐野翔一)