イルミネーションを楽しむ来場者=鳥取県南部町鶴田、とっとり花回廊
イルミネーションを楽しむ来場者=鳥取県南部町鶴田、とっとり花回廊

 とっとり花回廊(鳥取県南部町鶴田)で10日、フラワーイルミネーションが始まる。園内約8万平方メートルに100万個の発光ダイオード(LED)を設置。自然の風景をイメージした幻想的な輝きが来場者を魅了する。来年1月8日まで。

 昨年に続き、米子工業高等専門学校(米子市彦名町)と共同で制作。電気情報工学科の学生5人と教職員3人が、音や動きに合わせて色や光り方が変わる人工知能(AI)技術を取り入れたイルミネーションを設計した。園中央のフラワードームは約4メートルのクリスマスツリーを設置した。

 8日夜、内覧会があり、宿泊施設の職員ら約500人が来場し、山口康介園長(52)は「ただ眺めるだけでない体験型のイルミネーションを楽しんでほしい」と呼びかけた。

 点灯時間は午後5時半~9時で、12月5日、12日、19日は休園。期間中の金、土、日曜と祝日、12月25日、1月2日、3日は午後7時から約400発の花火を打ち上げる。(中村和磨)