45万球以上の電飾が輝く「鳥取砂丘イリュージョン」と、鳥取砂丘砂の美術館展示室内を色鮮やかな映像で彩る「砂の美術館プロジェクションマッピング」が9日に始まる。同時開催は4年ぶり。幻想的な光の世界で来訪者を魅了する。ともに24日まで。
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イリュージョンは鳥取砂丘駐車場周辺で開催。「スペース・ファンタジー」をテーマに幻想的な宇宙の旅を演出する。駐車場の斜面約420平方メートルは青色に輝き、そりに乗ったサンタクロースが出現。トナカイではなくロケットに引かれ、宇宙空間を飛んでいるようだ。スロープ展望台のそばには高さ3メートルのハート形イルミネーションが設置され、写真撮影が楽しめる。期間中は午後6時から同9時まで点灯する。
砂の美術館プロジェクションマッピングは、開催中の展示「砂で世界旅行・エジプト編」とのコラボ企画。「ギザのピラミッドと大スフィンクス」「アブ・シンベル大神殿」の砂像2作品に向けて映像を投影する。
テーマは「砂と光の幻想曲 The Dream of EGYPT(ザ・ドリーム・オブ・エジプト)」。古代エジプト王朝の盛衰や、ラムセス2世と王妃ネフェルタリの恋の物語を映像と音で表現する。上映時間は約8分間。
期間中、平日は午後4時~7時半に計8回、土・日曜日は午後4~8時に計9回上映する。入場料は一般800円、小中高生400円。未就学児は無料。
(福間崇広)