再開した江津駅前市場を訪れ、買い物する子どもたち
再開した江津駅前市場を訪れ、買い物する子どもたち

 JR江津駅前にある交流施設「パレットごうつ」(江津市江津町)の敷地内で定期開催していた「江津駅前市場」が21日、新型コロナウイルスの影響に伴う約4カ月の中断期間を経て、再開した。地元の飲食店など約20店が軒を並べて活気ある声が響き渡った。

 「江津駅前市場」は、駅前のにぎわいを取り戻そうと、周辺の商店でつくる「江津万葉の里商店会」が2017年に始めた。毎月1回、飲食店や酒販店、青果店など幅広い業種が出店。手作りコンサートなども企画し、市民の憩いの場になってきた。

 しかし、コロナ禍で20年11月以降は中断。再開時期を探っていたが、高齢者の買い物支援の役目も担っており、検温や各ブースの消毒液など対策を徹底して開くことにした。

 21日は大勢の市民が食品や雑貨を次々と購入。石見神楽やオペラの公演が花を添えた。近くで鉄板焼き店「田吾作」を営む入江敬子代表(69)は「再開は念願だった。コロナに負けず、みんなが力を合わせて街を盛り上げたい」と話した。商店会の林貴也会長(60)は「事業者が連携し、復活した駅前市場を末永く続けたい」と力を込めた。 (福新大雄)