運行を終えたJR木次線のトロッコ列車・奥出雲おろち号と観光列車・あめつちの写真展が、雲南市木次町寺領のワイナリー奥出雲葡萄(ぶどう)園で開かれている。JR木次線沿線の四季折々の風景を走るおろち号を中心に20枚が並び、来場者を楽しませている。1月10日まで。
26年間愛されてきたおろち号を振り返るとともに、2024年度から木次線に乗り入れる観光列車・あめつちを沿線住民に知ってもらおうと、JR西日本が企画した。
おろち号が夏空の下、ヒマワリ畑沿いを進む姿や、真っ盛りの紅葉とおろち号の青い車体のコントラストが映える秋の風景など、四季を感じる特別な16枚を展示した。
6月、木次線を特別運行した際のあめつちの写真4枚も並べ、企画したJR西日本山陰地域振興本部の平新直大(なおき)さん(32)は「来春からは木次線のあめつちも楽しんでいただきたい」と話した。
午前10時~午後5時。毎週火曜と、29日~1月3日は休み。無料。(山本泰平)