【浜田】正月を前に浜田市黒川町の石見まちづくりセンターで27日、ミニ門松を作るイベントがあった。参加した家族連れら30人が松やナンテンの葉を飾り付け迎春に備えた。
イベントは昨年から行うセンター事業の一環。公民館などで門松を作る浜田市後野町、松谷敏秀さん(70)が講師を務め、見栄えを良くするため竹3本の高さに注意することを助言した。
参加者は直径15センチの竹筒の中に赤土を敷き詰めて、竹3本を固定。中央の竹を際立たせるよう、赤い実がなるセンリョウや梅、松の枝をあしらった。竹筒には来年の干支(えと)の辰(たつ)が描かれた用紙を貼り付け、高さ60~70センチの門松を完成させた。
祖母と参加した石見小学校3年の村上晴哉君(9)は「きれいに竹を置けた。家の玄関に飾るのが楽しみだ」と話した。(宮廻裕樹)