大道山の山頂に電飾看板を設置する住民=益田市中垣内町
大道山の山頂に電飾看板を設置する住民=益田市中垣内町

 益田市中垣内町の大道山(419・6メートル)で元旦恒例の「初日遥拝登山」がコロナ禍を経て4年ぶりに行われるのを前に31日、地元住民が参加者を歓迎する電飾看板を山頂に設置した。

 大道山は打歌(うつうた)山とも呼ばれる。遥拝登山は1・6キロの登山道を歩き、御来光を拝む。中西地区連合自治会と同地区社会福祉協議会、中西公民館が主催する。

 この日は住民11人が準備を進め、山頂に「2024年元旦おめでとう」と書かれた看板を設置した。文字部分はLED(発光ダイオード)で光る。

 日の出予定の午前7時20分ごろは曇りの予報だが、中垣内自治会の岡崎健次会長(66)は「2024年も皆さんが健康に過ごせるよう願っている。ぜひ参加してほしい」と話した。

 午前5時50分に登山道入り口付近の中垣内平原公園に集合し、同6時に出発する。参加無料。小雨決行。(藤本ちあき)