バードを活用した新サービスを発表するアクシスの坂本哲社長(中央)ら=鳥取市栄町、「Next.(ネクスト)ビル」
バードを活用した新サービスを発表するアクシスの坂本哲社長(中央)ら=鳥取市栄町、「Next.(ネクスト)ビル」

 鳥取市内のシステム開発会社・アクシスが19日、地元のスーパーや飲食店と連携し、インターネットで注文した商品を配送する新サービスを始めた。買い物難民の解消などが目的で、当面は市中心部を対象エリアに展開し、将来的には鳥取県全域への拡大を目指す。

 地場スーパーのサンマート(本部・鳥取市)の取扱商品をネットで注文できるサービス「トリスト」は、専用サイト内で商品を購入後、希望する配送先と時間を指定する。配送は水曜日を除いて1日3便あり、早ければ注文から2時間で受け取れるという。

 焼鳥店やうどん店、パン屋など20店舗が加盟するサービス「トリメシ」も同様に、専用サイトで各店舗の商品を購入する。配送はランチ便とディナー便の1日2回。商品代金にサービス料10%が加算される。

 両サービスとも配送料は税込み330円。

 このほか、薬局での待ち時間の軽減を目的にした処方薬の無料配送サービス「トリメディ」も徳吉薬局(本社・同)の市内2店舗で開始。利用者が窓口で服薬指導を受けて会計を済ませると、当日か翌日に薬が自宅などに届く。

 三つのサービスはアクシスのシステム基盤「バード」を活用。今後、連携する加盟店を増やす考えで、同社は5年後に売上高7億~8億円を目指す。記者会見した坂本哲社長は「地元企業や自治体、地域住民と共に新しいサービスのプラットフォーム(基盤)を作り、地方の暮らしをよりよいものにしていきたい」と述べた。    (福間崇広)