8日の火災で焼失した東京・目白台の田中角栄元首相の旧邸宅は「目白御殿」と呼ばれた。田中氏が首相を務めた1972年から74年を中心に、大物政治家や陳情客が足しげく訪ね、権力の象徴に擬せられたことも。9日、関係者は「歴史の舞台が一つ消えた」などと往時をしのんだ。
「昭和40年代半ばから昭和の終わりまで、日本政治の中心はあのお屋敷だった」。86年衆院選での初当選前、田中派事務局に勤務していた自民党の石破茂元幹事長(衆院鳥取1区)は取材に語った。...
8日の火災で焼失した東京・目白台の田中角栄元首相の旧邸宅は「目白御殿」と呼ばれた。田中氏が首相を務めた1972年から74年を中心に、大物政治家や陳情客が足しげく訪ね、権力の象徴に擬せられたことも。9日、関係者は「歴史の舞台が一つ消えた」などと往時をしのんだ。
「昭和40年代半ばから昭和の終わりまで、日本政治の中心はあのお屋敷だった」。86年衆院選での初当選前、田中派事務局に勤務していた自民党の石破茂元幹事長(衆院鳥取1区)は取材に語った。...
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