J1サンフレッチェ広島で約20年にわたってスカウトや強化部長を務め、2月にJリーグ入りする足立修さん(51)=松江市宍道町出身=が山陰中央新報社の取材に応じ、「これまでの経験を生かし、地方クラブが勝ち上がっていく方法を広めていきたい」と意気込みを語った。
(聞き手は広島支社・新藤正春)
一問一答は次の通り。
-Jリーグでの業務内容は。
「メインの仕事は、リーグや育成面の改革だ。育成面では、チームの編成責任者である強化部長の立場を確立したい。強化部長は運営会社の上層部と資金繰りの話をし、選手や代理人とやりとりをする。負ければサポーターやスポンサーから厳しい声を受ける心労が大きい仕事で、なり手が少ない。強化部の仕事の重要性への認識を高めたい」
-リーグ改革では、2026~27年シーズンから開幕時期が現行の2月から8月に変わる。
「移行の大きな目的は、...