米保管庫の壁に描いた絵を説明するタンヤ・セベリカンガスさん(左)=出雲市多伎町久村、アグリサポートあげ
米保管庫の壁に描いた絵を説明するタンヤ・セベリカンガスさん(左)=出雲市多伎町久村、アグリサポートあげ

 【出雲】フィンランド出身の出雲市国際交流員、タンヤ・セベリカンガスさんが、同市多伎町久村にある米保管庫の壁に描いた、北欧の妖精「トントゥ」の絵が完成し20日、住民らにお披露目された。

 タンヤさんは、2016年8月に国際交流員に就任。出雲市の姉妹都市フィンランド・カラヨキ市との交流事業などに取り組んでいる。7月に任期が終わり帰国することを知った農事組合法人「アグリサポートあげ」が制作を依頼した。

 絵は壁3面に制作し、2日間の作業で出来上がった。大きいものは縦2メートル、横4メートル。トントゥが米俵に寝そべる姿など、日本の秋を満喫する様子を描いた。

 保管庫の絵はバス停やJR山陰線の列車から見える位置にあり、完成式で岩崎崇代表理事(71)は「タンヤさんと多伎の交流を伝える組合のシンボルにしたい」とあいさつ。お礼に今秋収穫したコメを贈る計画という。

 タンヤさんは「大好きな日本の秋を表した。絵のトントゥのように、多伎の人が仲良く穏やかに暮らしてほしい」と話した。

      (三原教史)