新しい少額投資非課税制度(NISA)が1月に始まり、山陰両県でも利用者数が増えている。非課税で投資できる金額の上限が大幅に引き上げられ、非課税期間も無期限となるなど制約が緩和され、利用しやすくなった。生涯にわたる個人の資産運用を支えるプラットフォームとして高い関心を呼んでおり、地元の銀行や証券会社が相談体制の強化など対応を進める。(石倉俊直)

 [ニュースがわかる!キーワード]注目が高まる新NISA

 新NISAは、非課税の期間が旧制度の最長20年から無期限に、年間投資上限額は最大120万円から360万円へと大幅に拡充された。非課税保有限度額は...